【トレーニー必見!】筋トレ前にストレッチをしてはいけない⁈
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ブログ 2021.03.05
運動の前にウォーミングアップをすることは、怪我の予防やパフォーマンスを高めるために大切な準備の一つです!
準備が整っていない状態では、最大のトレーニング効果を得られないですもんね!
ですが、ウォーミングアップで私たちが常識的に行っている【ストレッチ】について、ある重要な注意点があるのです!
そもそも、なぜ一般的に運動前のストレッチが推奨されているのかというと、
「ストレッチにより怪我の予防ができる」というエビデンスがあるからです。
しかし良いエビデンスがある一方で、もう一つ「残念なエビデンス」が存在します。
それは、【運動前のストレッチは筋トレのパフォーマンスを低下させる】というもの。
2004年カナダで世界で初めてストレッチが筋力やジャンプなどの瞬発力を低下させることを明らかにし、
その後、2006年に欧州スポーツ医学会が、2010年にはアメリカスポーツ医学会が、
「運動前のストレッチがパフォーマンスを低下させる」という公式声明を発表したのです。
さらに、アメリカで「トレーニング前のストレッチは筋肥大の効果を減少させる」という報告をしています。
では、トレーニング効果を最大化させるために、どんなウォーミングアップをすれば良いのでしょうか?
実は、科学的に正しいウォーミングアップの方法論が検証されたのは近年のことだそうです!
ウォーミングアップについての主要な研究報告は、2003年を最後に10年以上の空白が続いていたため、
方法論の確立が遅れていたようです。
そしてようやく2010年にトレーニングのための具体的なウォーミングアップについての研究結果が報告されるようになり、
2015年にはウォーミングアップの生理学的な機序からパフォーマンスへの効果までをまとめたレビューが報告されました!
どんな内容かというと・・・
・ストレッチにより怪我を予防し
・有酸素運動によって筋肉の温度を高め、
・その後の特異的ウォーミングアップにより神経筋活動を活発化させる
この3つを行うことでトレーニングのパフォーマンスを高められるということです!
じゃあ!具体お的に!
◆有酸素運動は、ジョギングやフィットネスバイクで中等度の負荷をかけて10分〜20分を目安に!
◆特異的ウォーミングアップは、トレーニングと同じ種目(運動)を軽い強度で行う!
これらを意識的に取り入れて、しっかり筋肉の温度・身体全体の温度を上げてがらメイントレーニングに入るように
してみてください!
きっと質の良い運動ができるはずです!!