【科学的根拠】薬剤師が必ず知るべきたった1個のサプリとは?
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食事 2021.02.22
エビデンスに基づくサプリの真実
何が正しいか知っていますか?
サプリメント(supplement)は栄養補助食品とも呼ばれ、ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養摂取を補助することや、ハーブなどの成分による薬効が目的である食品の事で、普段の食事で足りない成分を「補う」ためのものです。
毎日、適切な量のバランスのとれた食事を摂取していれば良いのですが、現代の日本人は外食の多様化やコンビニエンスストアの普及など便利すぎる環境により、過食や偏った栄養の食生活になりがちです。
厚生労働省の2019年の発表によると日本のサプリメントの利用率は男性21.7%、女性28.3%です。一方、サプリ大国のアメリカは2019年の調査報告によると77%で、過去最高の数値を計測しました。
サプリメントの利用状況が異なる理由として、病気の予防に対する意識の差が挙げられます。その差を生んでいるのが、両国の健康保険制度の違いです。
原則として全員が公的な健康保険に加入する日本は、「病気になったら病院へ行けばいいや」という考えが根底にあります。一方、民間の健康保険が主流のアメリカでは、加入状況によって医療費が高額になることもあり、「病気にならないように自己管理しよう」という意識が高く、結果サプリメントの利用が盛んであると考えられます。一言でいうと、
「日本人は健康意識が低い」
ということです(不快に感じた方はすみません)。しかし、近年では健康食品への関心の高まりや、正しい栄養学が消費者へ理解されるために、「サプリメントアドバイザー」という民間資格が日本で設立されました。
以下は『日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー』認定者内訳第1回~第11回実施までの累計になります。
資 格 | 認定者数 | 比 率 |
医師 | 149 | 2.80% |
歯科医師 | 27 | 0.50% |
獣医師 | 10 | 0.20% |
管理栄養士 | 711 | 2位 13.50% |
栄養士 | 183 | 3.50% |
薬剤師 | 952 | 1位 18.10% |
看護師・助産師・保健師 | 118 | 3位 2.20% |
臨床検査技師 | 46 | 0.90% |
その他の指定資格保持者 | 61 | 1.20% |
指定資格のない方 | 1093 | 20.70% |
学校認定校学生 | 1771 | 33.60% |
特別措置制度認定者 | 152 | 2.90% |
合 計 | 5,273 | 100.00% |
薬剤師のサプリメントアドバイザーの資格保持者は医師、看護師、栄養士などの資格を保有している人の内最も多く、看護師のおよそ9倍です。
薬剤師がサプリメントを詳しく知るべき理由
内閣府の健康食品に対するアンケートによると
サプリメントの利用状況
(消費者が併用しているサプリメントの種類)
・約5割の利用者が2種類以上のサプリメントを利用。年齢が上がるほど、複数のサプリメントを利用する割合が増える傾向がある。
(処方薬との関係)
・ 健康食品の利用者のうち、34%は病院からもらった処方薬と健康食品を併用している。
また、肥満や生活習慣病(その予備軍を含む)、アレルギー体質の者の 46%が処方薬と健康食品を併用している。
・医薬品の処方にあたり、健康食品の利用者のうち通院をしている者の約8割が、医師等から健康食品の利用状況に関する確認を受けていない。
※内閣府による健康食品の調査アンケート結果
とあり、薬と併用していてもちゃんとした説明を受けていない人の割合が、かなり多いことがわかります。
これらから、薬とサプリメントの間に入る職業としては、薬剤師が一番相応しいと言えるのではないでしょうか?
スポーツ栄養学の科学的知見から検証されたサプリメント
サプリメントはその有効性や健康被害等について、科学的エビデンスが不明なものが数多くあります。そこで参考になるのが、2018年に国際スポーツ栄養学会(ISSN)が報告したサプリメントについてのレビューです。ⅠSSNは2003年に米国で設立されたスポーツ栄養(特にサプリメント)に特化した学会で、NSCAや米国スポーツ医学会と連携し、様々なトピックに関する見解文やレビューを精力的に発表しています。
今回のレビューでは、筋肥大やパフォーマンスアップに貢献するサプリメントの研究結果をまとめ、それぞれのサプリメントの効果のエビデンスに応じて3つのレベル(A〜C)に分類しています(Kerksick CM,2018)。
・エビデンスA:明らかに安全で効果のある強力なエビデンスを示すもの
・エビデンスB:限定された効果のあるエビデンスを示すもの
・エビデンスC:効果や安全性を裏付けるエビデンスがほとんどない
二つの表に分かれていますが、両方のAに入っているサプリがひとつだけあります。それは、
「クレアチン」
です。クレアチンは体内で生成されるアミノ酸の一種で、身体能力・運動パフォーマンス向上、筋肉量増加、筋肉の疲労軽減、また脳の疲労軽減などさまざまな効果が期待できます。アスリートが愛用するサプリですが、高齢者の生活の向上にも役立ちます。
次回はクレアチンの効果について、詳しく解説します。
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